基本の考え方
パスワードは「本人確認のカギ」
パスワードを知られると、他人が子どものアカウントに入れるようになることがあります。 ゲーム内アイテムを使われる、勝手にメッセージを送られる、登録情報を見られるなど、 子どもにとって身近な被害につながります。
友だち同士の貸し借りのつもりでも、相手の端末に保存されたり、別の人へ広まったりすることがあります。 「仲がよいから教える」ではなく、「大事だから教えない」と説明すると、子どもも納得しやすくなります。
家庭で決めたいこと
先にルールを言葉にしておく
- パスワードは家族で決めた管理方法以外では見せない。
- 友だち、ゲーム仲間、知らない人に聞かれても教えない。
- 認証コードや確認番号も、パスワードと同じように教えない。
- 入力画面が出たら、押す前に保護者へ見せる。
子どもには「だめ」だけでなく、断り方も渡しておくと実践しやすくなります。 たとえば「家のルールで教えられない」と短く言えるようにしておくと安心です。
管理のしかた
親子で作り、保護者が管理する
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他のサービスと同じものを使い回さない
ひとつのサービスで漏れたとき、別のサービスにも入られる危険を減らせます。 -
短くて推測しやすい言葉を避ける
名前、誕生日、好きなキャラクター名だけで作ると、周りの人に推測されやすくなります。 -
使えるサービスでは追加の確認を設定する
二段階認証、認証アプリ、パスキーなどが使える場合は、保護者が内容を確認して設定します。
小学生の場合、すべてを子どもだけに任せるより、保護者が管理し、必要なときに一緒に入力する形が現実的です。 そのうえで、本人にも「だれかに聞かれたら相談する」習慣をつけていきます。
困ったとき
教えてしまっても、早く動けば取り戻せる
子どもがパスワードを教えてしまったときは、まず責めずに状況を聞きます。 どのサービスで、だれに、いつ、何を伝えたのかを確認し、すぐにパスワードを変更します。
- 同じパスワードを使っているサービスがあれば、そちらも変更する。
- ログイン履歴や登録メールアドレスに不審な変更がないか確認する。
- 勝手な購入やメッセージ送信があれば、サービスのサポートへ連絡する。
- 金銭被害や脅しがある場合は、警察や相談窓口へ相談する。
子ども向け第2話では、パスワードを聞かれた場面を短い会話で扱っています。 読んだあとに、家庭の断り方を一緒に決めてみてください。
第2話を親子で読む