見守りの前提

相手が見えないやりとりは、子どもには判断が難しい

ゲーム内チャットやSNSのメッセージでは、相手の年齢や本当の名前が分からないことがあります。 「同じゲームが好き」「強くしてあげる」「写真を送って」「ひみつで会おう」など、 子どもが返事をしたくなる言葉で近づかれることがあります。

大切なのは、すべての交流を怖がらせることではありません。 子どもが迷う場面を知り、返事をする前に大人へ見せる習慣を作ることです。

設定で減らす

メッセージを受け取る範囲を確認する

  • 知らない人からのDMやフレンド申請を制限できるか確認する。
  • プロフィールに学校名、住んでいる地域、顔写真を載せない。
  • 位置情報、公開範囲、検索されやすさの設定を見直す。
  • ブロック、通報、ミュートの場所を親子で一度確認する。

設定画面はサービスごとに変わります。 子どもが使っているゲームやアプリを一緒に開き、「困ったらここを押す」と実際に見ておくと、 いざというときに動きやすくなります。

声かけ

秘密にしない約束を先に作る

危険なメッセージほど、「親には言わないで」「秘密にして」と書かれることがあります。 そのため、家庭では「秘密にしてと言われたら、むしろ見せていい」というルールを明確にしておきます。

  1. 相談しても怒らない
    子どもが見せてくれた最初の瞬間は、「教えてくれてありがとう」と受け止めます。
  2. 返事の前に見せる
    学校名、住所、写真、会う約束、お金、パスワードが出たら返信しないで見せる、と決めます。
  3. 断る文を用意する
    「家のルールで送れない」「大人に確認してからにする」と短く言えるようにします。

届いたとき

返信せず、記録して、一緒に対応する

知らない相手から不安なメッセージが届いたら、まず返信を止めます。 可能であれば画面を保存し、相手の名前、日時、内容を確認してから、ブロックや通報を行います。

  • 学校名、住所、顔写真、通学路などを送っていないか確認する。
  • 会う約束をしていた場合は、保護者だけで判断せず相談窓口や警察に相談する。
  • 同じ相手から何度も来る場合は、設定変更とブロックを行う。
  • 学校や習い事に関わる内容なら、必要に応じて関係先へ共有する。

子ども向け第3話では、知らない人から学校名を聞かれた場面を扱っています。 読んだあとに、家庭の「見せるサイン」を決めておくと使いやすくなります。

第3話を親子で読む